エピソード7 06.1.12 午後1時 T−1
二見 T−1グランプリ(以下・T−1GP)エピソード7を始めさせていただきます。ご心配かけましてすみませんでした。
けっして誰かに襲われたとかではないので、まぁ新年早々救急車に担ぎこまれたコンビ(笑)!
大向  なに!私(爆笑)。
二見 エンジン全開で行きたいところですが、医者から怒り禁止令が出ていまして二見節炸裂できません(大向爆笑)。血圧は上げるなときつく言われていますので(大向笑)、せっかくお集まりいただいたのに、T−1ウォッチャーからは不満かもしれません。代わりに、自分の分身T−1マスクにフルスロットル全開で言ってもらいます(大向笑)。
T−1 毒舌じゃないですよ(笑、大向笑)。
二見 こっちばかりうけて、記者は笑っていませんが(笑)。
大向 皆こらえていますよ(笑)。
二見 新たに2カード発表します。衝撃デビューから184日(T−1、大向笑)
T−1 数えたんですか(笑、大向笑)。
二見 数えました(笑)。再びT−1GPに見参 T−1マスクvs栗原あゆみ。
公式の場で二人が並ぶのは初めてなんですが、前回はよくやってくれた。
T−1 有り難う御座います。
二見 いいえ。T−1マスクの構想の時点からボリショイ選手以外考えられなかったんですが、通常の違うマスクウーマンと言う事と、藤原先生、佐山先生の指導の下、プレッシャーがある中、見事平均点以上の試合を見せてくれた。今回の対栗原戦は栗原選手の方から直談判によって実現しました。T−1的にはチャレンジマッチはする気はないです。T−1のTは色んな意味があると思いますが、ここは一発潰しのTで行ってもらいたい。若手の良い所を引き出す事が、若い選手の為にはならないと思うので、前回とは違う物を見せてもらいたい。ナチュラルな15年位前のボリショイさんが見たい(笑、T−1、大向笑)。
大向  15年前ってど新人じゃないですか(爆笑、二見、T−1、記者爆笑)。
T−1 見た事あるんですか(笑)。
大向 ど新人(笑、二見笑)。
二見 相手の栗原選手ですが、あまり試合を見た事がなく、マスコミからは評価が高く何年に1人の逸材だそうで、自分はそこの所が理解出来ない。ただ試合を見た中で気付いたのは、シンプルですよね。ひたむきさが出て、今の女子プロレスが忘れているのはそういった事だと思う。前にも言いましたが、基本はボディスラムとドロップキックなんで、基本が出来てから初めて自分なりにアレンジして表現して行く。その段階なので期待されているという事は、そういった事ではないか。もし栗原さんが私の事を評価していない悔しさを、自分の分身T−1マスクの顔面にめがけて、二見だと思って
T−1 いやいや。
二見 ドロップキックを叩き込んでくれれば。痛いのはぴこさんなんで(笑、T−1、大向笑)。
T−1 二見さんに行っていいんだよ(笑、二見、栗原笑)。
二見
遠慮なく、T−1流で試合をどうさばくか期待してます。それでは、T−1マスク選手からT−1GP参戦の決意表明をいただきます。
T−1 前回の時に出し切れなかった、練習の成果を出したいと思います。栗原選手もデビューしてまだ1年経っていないので、そういった面では私と同じかな。デビューして日が浅いので。
大向 184日(笑)。
T−1 184日(笑)なので、プロレスの基本技で潰し合いをしたいと思います。よろしくお願いします。
二見 続きまして、栗原あゆみ選手からT−1GP参戦の決意表明をお願いします。
栗原 二見さんはT−1のTは潰しと言われていましたが、自分は潰されるつもりはありません。あとは基本技しかできなく技はあまりありませんが、その基本技で新人らしく頑張りたいと思います。
二見 もう1カード、美女か野人か ビューティーアスリートvsヒューマンビースト 大向美智子vs木村響子。経緯の前に一部の媒体で木村vsAky戦を発表して、それは流れました。CPEさんが参戦でも、勿論プロレスをやってもらうという事で進めていました。Akyさんが元FMWの選手、一番柔軟に対応できるという事で、一度は合意に至りましたが、コンディションが悪く短期間で仕上げる自信がないとの事なので、見合わせました。代わりにCPEさんの中でプロレスラー志望の方が何人かいまして、打診しましたが、時間的に厳しく延期しました。やるなら中途半端じゃなく、プロレスに対して理解なりレクチャーして挑まないと、対キャットファイターとの試合は意味がないので、この件に関しては宿題とさせて下さい。3回目があるようでしたら実現したい。キャットファイトさんが裸のイメージがあろうが、偏見や偏った見方をするのが嫌いなんですよ。表現方法が違うだけの話しであって、そこからどう生まれるのか?マイナスからプラスに転換してどうなのか?踏み込んで実現しなければ何も生まれないので、チャレンジして行きたい。但し、念入りな根回しは必要です。本気度という事で、新人募集の公募をします。CPEさんがプロレスラーを発掘したいそうで、それによってハッスルとは違う素人からスペシャリストへ生み出したい。元々プロレスはあらゆるジャンルの中で一番でなければいけない。それで閉じて、その方が裸だからダメと言ったら、今まで言っている事に矛盾するので、やる気があれば受け入れたい。次に繋げるために名前は言えませんが、指導する方もいます。では大向vs木村戦。大向さんは前大会もオファーしていて、参戦会見の段取りしている最中、鼻陥没骨折手術のため取りやめました。M’s styleのトップであり、リーダーでもあります。前回は形上吉田さんが、代表となり参戦しましたが、メンバーを見ても誰が参戦してもおかしくない。そういった事で真っ先に声をかけました。M’sからは2人参戦となりました。タイトルの美女ですが、自分が勝手に決めただけで、大向さんから書けといわれた訳ではないんですが。反応がないな(一同笑)。女子プロレスの象徴になれる選手ですね。背が高いし、ルックスもいい、何より偶然かもしれませんが、同席の4選手肉体に説得力がある。スタートはそこからですから。一般の方が観た時に、あんな者かと言わせないものが4選手にはある。総合格闘技へチャレンジもして気に入った。大向さんには、相撲で言うと万年大関だと思うので、そろそろ横綱を目指してもらいたい。それだけの能力がある選手なので、M’sとT−1GPが融合して飛躍してもらいたいです。大向さんという大物が参戦して恐縮なんですが、オープニングマッチを最初に飾ってもらいたい。一番大事な闘いなんで、木村さんも前回同様オープニングに指名したい。その木村選手は期待の選手。新世代のトップランナーと位置付けする選手の中では、ランクは上のクラスです。JWPを退団してフリーになっても評価は変わらない。但し、フリーになったのでこれから自分にかかる責任が大きい。まぁ一匹狼だと思っていたので、異端児は異端児らしく突っ走ってほしい。大向さんという大物を食ってやる気迫ですか。それを言わなくても出来る選手なんで、期待してます。野人的なオーラはJWPの枠だけでなく、全体の中でもひけ取らない。前回華名戦はうまく出せなかったので、どう挑んでくれるか楽しみです。それでは、大向美智子選手からT−1GP参戦に関する決意表明をいただきます。
大向 今年の私は、リング上で愛を語っていきたいので、キムがどれだけプロレスを愛しているのか、T−1のリングをお借りして確かめたい。
キムとシングルと言うのも久しぶりなので、どれだけ成長しているか。あと熱い試合をしたいです。
二見 続きまして、木村響子選手からT−1GP参戦に関する決意表明をいただきます。
木村 まず自分は、キャットファイトやプロレスラーもどきの人とは試合はしたくないと思っていたので、
今回大向さんとの試合が決まって嬉しく思っています。
大向 水着の生地が少ないけど大丈夫かしら(笑、二見、木村笑)。
木村大丈夫です(笑)。これ以上言うと血圧が上がると困るので(笑、二見、大向笑)、止めときます。
ご丁寧にサブタイトルまで付けて頂いたので、ビーストらしく美女を食い尽くし、美しい野人になりたいと思っています。
大向さんは怒っている顔が一番セクシーなので、最初から最後まで怒らせたいたいです。以上です。
大向 ヒステリーです(笑)。
二見 あとは尾崎魔弓選手参戦決定です。2月3日「T−1GP前夜祭 フタ・ミ祭り 尾崎×二見毒舌マシンガントーク」19時23分から、
いっちゃうぞ!フタミから(一同爆笑)。2時間3分1本勝負。こういう融通が利く場所を探すのに苦労しました(大向爆笑)。
ゲストは尾崎さんに、尾崎さんの対戦相手で、記者の皆さん何かが起こるので来た方がいいですよ。
中心人物は自分で、尾崎さんはオマケです(一同笑)。以上を持ちまして(大向爆笑)終わりです(笑、大向笑)。
何か質問がありましたらお願いします。オ!手を挙げてくれた。
記者 新たな年を迎えましたが、女子プロレスの状況が良くありません。現状を打破するにはどうすればいいか。
団体論や今年の抱負を含めて、展望をお願いします。
二見 全員ですか?それでは木村さんから。
木村 今の自分に出来る事は、プロレスは本当に面白そうだなと思わせて、実際観てみて面白いと思ってもらう事だと思う。
面白そうと思われるためなら、アフロを更に進化させてもいいかなと思っています。ノーリアクションですが(笑)。
T−1 ボリショイとしてですか?T−1としてですか?
二見 展望だからボリショイでいいと思います。
T−1 いつも思うんですが、分かっていたら取り組んでいると思うんですよ。それが実際今は何をしていいのか、分からない状態だと思います。
選手に出来る事は1試合、1試合、女子プロレスは凄いなという試合を続けていく事だと思います。
二見 自分は最後にしましょうか。大向さん(大向笑)。
大向 今年のテーマと同じなんですが、愛が足りないのと光が足りないというのがある。選手一人一人がいい光を浴びて、
愛を持ってリングに立つ事が、たぶん女子プロ全体のテーマになると思います。
栗原 自分みたいな新人が、沢山これから入ってくれば大丈夫だと思います。自分もそうなんですが、
新人の基礎体力やレベルが落ちていると自分も含めて思うので、練習をもっとして体を作っていけば大丈夫だと思います。
二見 必要なのは有言実行。本音を語って発信の場としてマスコミさんを活用する事。この当たり前の事が出来てないのが衰退の原因じゃないですか。
ディズニーランドやプロ野球に5千円払って、プロレスには5千円払うのは勿体無い感じでしょう。
それをどうお買い得感を与えるか。結局一人一人が自覚しないと変わりませんよ。大向さんが言っていたように、プロレスを愛して、
好きにならないとダメじゃないですか。もっと好きになり、プロレスの事を考え、フロントだけでなく選手も考えて下さい。好きですよと思っていたら、まだ足りないんでしょう。それは自分にも言えますが。怪我して感じたのは、見知らぬ方々が世話してもらい、久々愛とエネルギーをもらったかな。連絡先も分からず、遅くなりましたがこの場を借りてお礼を言いたい。もしこれを見たら招待したいです。事なかれ主義の日本ですが、いいのもをもらった。その愛というメッセージを各選手にぶつけて、いい大会になれば。前回愛が足りなかったかもしれないので、個人的にはそれが出せればと思う。
記者 前川選手に、会見での二見社長のコメントを伝えた所、無反応でしたが。
二見 ヘタレだよね、ヘタレ。言うだけ番長じゃないですか。どっかで聞いたことなるな。下種女。所詮そんなもんでしょう。
素人の俺にお前から喧嘩を仕掛けて、吐いた言葉の落とし前をつけるためにわざわざこっちは妥協してやっているのに、無反応でしょう。
どっちにしても落とし前はつけますよ。舐めるなよ。一応左腕ハンディがあるから勝てるんじゃないの?
T−1GPでは迷惑かけるので、俺個人で仕掛けますよ。
記者 それは路上で(大向笑)。
大向 あぶないですね(笑)。
T−1 捕まりますよ(笑)。
二見 それはない(笑)。大会後ですね。
大向 大会後(爆笑)。篠原達と一緒ですよ(笑)。
T−1 また、血圧が上がって倒れますよ(笑、二見笑)。
記者 改めてオファーしようと思っていますか?
二見 オファーすると、常套手段で無理やり試合をやらされたと言うでしょう。こっちは空けているから、前川から言え!出たいなら空けてますよ!
記者 カードは空けて待っていると。
二見 そう。うしろに焚きつけている人物がいるんだけど、そろそろ出て来いよ。ゴミ以下の人物がいるから。WWWAをやると言ったら、マジでしばくからな!前川のおかげで前回どれだけ色んな人に迷惑がかかっているか。女子プロに対して不信感を生んだ張本人だぞ。俺は逃げずに2回目を開催するんだから、お前も逃げるな!その辺の覚悟が違うよ。勝ち逃げするなよという事で。自分の質問ばかりなので選手に。
記者 二見さんに質問です(二見、大向、T−1、木村爆笑)。全カードは何試合。
二見 6試合の予定であと2試合。
記者 尾崎さん絡みのカードで何か構想はありますか。
二見 切れる尾崎さんがみたいので、ちょっとヌルイですよね。最近尾崎ウォッチャーで研究したんですけど(笑、T−1笑)、
ヌルイのでフタミ祭りでどれだけ切れさせるかが俺のテーマ。
記者 フタミ祭りで切れる尾崎さんがみれる(一同笑)。
二見 まずはそこから。切れさせる選手を相手に出せるか。何通りか構想があって直球で。直球じゃないな、危険球をぶつけないと。尾崎戦は期待してもらっていいと思います。期待通りのカードならメインです。
記者 大向さんが第1試合という事で、試合順も大体決まっていますか。
二見 ほとんど。永島vs米山戦も前回の日向vs西尾戦同様実力マッチなので、メインに相応しいですが、1ヶ月以上ありますから。彼女達が凄いものを出し、ひっくり返す、そういった尻を叩くため、メインの約束もしていない。相乗効果を期待している。
記者 大向さん、オープニングマッチに指名されましたが。
大向 オープニングでもメインでも私は変わらず(笑)。
二見 選手にいいんですか?ナビさんは?遠慮してるな(一同笑)。
記者 各選手に、二見さんに要望とかこうしてほしい部分がありましたらお願いします。
木村 もう倒れないでほしいですね(大向笑)。体を大事にして下さい。
二見 有り難う御座います。
木村 いいえ。怒りすぎだと思います。
T−1 敵を作りすぎだよね(笑)。
木村 怒るのが好きなんですか?
二見 好きじゃない(笑)。Kamipro的には怒る二見が見たい(笑、大向、記者爆笑)。
木村 お大事に。
T−1 どうしても二見さんはお喋りなので、話題がそっちに行きがちです。興行するには選手に光が当たるように気を使ってほしい(笑、大向爆笑)。
二見 選手が俺を超えられなければ、負けですから(大向笑)。このパターンの興行が通常ないので面白いと思う。
T−1 リングに上がれば自分達の舞台なんで。
二見 そういう事です。敵わないですから。二見色ですが、前回二見と前川で終わったのでどれだけ選手へ行くか。オイシイじゃないですか?オイシイ大会で誰が二見を食うか?前代未聞の大会じゃないですか?
T−1 私の質問をこれでかき消すんですよ(笑、二見、大向、記者爆笑)。こんな感じです(笑、二見、大向笑)。
大向 二見超えから(笑)。あゆみは何を言っていいか分からないじゃない?ノーコメントにする。
栗原 自分の試合は静かに観ていただければ(一同爆笑)。
大向 黙ってろって(笑)。
二見 静かに(笑、大向笑)。
記者 フタミ祭りの場所は居酒屋ですか?
二見 ライブハウスです。
大向 歌うの?
二見 それもやりましょうか(一同爆笑)。
大向 今決まったと。歌うそうです(爆笑)。
二見 いやいや、歌わない(笑)。
大向 歌ってよ(笑、二見笑)。
二見 プロレスのイベントで開催した事がない会場です。ガラスはないので(T−1、大向笑)、多少暴れても大丈夫です(笑、大向笑)。
これは来た方がいいですよ。
記者 怪我の方は、ファンの方は知っていますか?
二見 翌日店を休みました。NEOがあって痛かったんですが、貼り紙を見て知っている方はいます。ご心配かけてすみません。
もう怒らないで下さいと言われました(T−1笑)。他は東スポさんは?ないですか(大向爆笑)。あとはレディゴンを取材拒否します。
大向 何で?
二見 得意の見解文で発表しようと思いましたが、怪我で時間なく。フタミ祭りで発表します。
T−1 得意の文(笑)。
記者 ゴングモバイルは大丈夫ですか?
二見 大丈夫です。だから呼んだんでしょう。
T−1 レディゴンとモバイルは違うから。
大向 なにモバイルって?
二見 携帯サイト。
大向 ふ〜ん。
二見 レディゴンと言うより個人なんで、会社の週刊ゴングは問題ない。
T−1 誰ですか(大向笑)?
二見 編集長。
T−1 田中さんは?
二見 入っています。6人です。
T−1 6人も。何とかリストですか?
大向 なんで?
二見 またの機会で。女子プロ村での発想の人達とは一緒にやれない。
大向 なに村って(爆笑、栗原笑)。村(笑)!先陣村みたいな(爆笑、栗原笑)。やっぱり二見超えは大変(一同爆笑)。これ結構難しいよ(爆笑)。
二見 敵を作ってナンボ。Kamiproさんは乗り気なんで(一同爆笑)。
大向 次に取材拒否されちゃんでしょう(一同笑)。
二見 ないです(笑)。皆さん気をつけましょう(一同笑)。
記者 唯一の女子専門誌に載らない大会については(一同笑)。
大向 そうよね。
T−1 これ以上Kamiproとか喧嘩しないように(笑)。
二見 あれは専門誌ではないですよ。
記者 2ヶ月に一度出しますが。
二見
そうなの。エロ雑誌ですよ。そこに載るために大会をやっている訳じゃない!方針として売れるために可愛い選手を載せるのは構わない。しかし、前回平日の後楽園で開催した事を評価してくれないと。例えば吉田さんがやっている事は素晴らしい。息吹もいい大会だと思う。記事は新木場で超満員、超満員と連呼で、あれは他団体に失礼ですよ。食い扶持を稼ぐために大会をやっている訳じゃないし、いかにも吉田さんだけが、大志があるような報道の仕方。皆何とかしようという気持ちでやっているのに、レディゴンは吉田さんだけがいいでしょう。後楽園でやる団体を評価してほしい。NEOの事は誉めたくないが、定期的に開催しているNEOが一番じゃないですか。それを新木場の息吹が一番と言うのはどうか。3ヶ月に一度なら埋められますよ。かゆい所まで観ているかと思っていたが、そうでなかった。納得できる回答が6人の識者からない以上、あれば解禁するがなければ取材は断る。
木村 取材拒否したら余計にエロ記事が増えるじゃないですか?
二見
泉井さんに聞いて下さい(一同笑)。T−1が前回と違うのはエレルギーの使い方を変えてバックアップしてるので、試合のクオリティーは高いですよ。お客さんも入れないと。既存のファンに、各選手のファンの方にも来てもらいたいが、新規のお客さんを開拓しない限り繁栄はない。前回で手ごたえはあるので任せてほしい。女子プロのいい所を発信したいと思います。じゃ撮影に行きますか。
記者 今回もBGMは吉川晃司(一同笑)。
二見 はいそうです。T−1マスクのテーマも吉川晃司です。
T−1  当日初めて聞いて、この曲かなと思って(一同爆笑)。
大向 この曲かな(爆笑)。超うける(爆笑)。
記者 二見さんって吉川晃司のファンなんですか?
二見 あれ!知らないんですか?ダメですね(笑、大向爆笑)。
大向 ダメですね(笑)。
記者 グラサンを見れば分かるじゃないですか(笑)。
T−1 やっぱりフタミ祭りで歌わないと(笑)。
記者 それっぽいとは思ったんですが(笑)。
二見 T−1ウォッチャーから外れますよ。
大向 T−1ウォッチャー(笑)。
二見 DVDの担当に入っているじゃないですか。
記者 一番重要な所に。
大向 本当だ。
二見 担当は全員知ってますよ。上の2人は今日来てませんが。
T−1 本当だ。
記者 二見さん、大会挨拶はリング上で。
二見 勿論。
記者 前回同様最初だけ。最後はどうですか?
二見 なんで最後(笑)。最初だけです。
記者 いや〜最後も締めてもらいたい。皆さん期待してますよ(笑)。
二見 予告イッパイサンキューの時間に、前回果たせなかった公約を実現する。それがリベンジですから。それでは撮影で何とも締まらん終わり方(笑)。 
撮影後。
記者 二見さん、前川選手(ポスター)の前でポーズをお願いします。出来たら前川選手に向けて何か。
二見 いいですよ、そうしたら西尾もムカつくのでこうしましょうか(一同爆笑)。
記者 最後、言葉はいらねぇだろうで締めてもらいたい。
二見 今日は言葉がいるでしょう(一同爆笑)。
大向 この会見は面白いわ(爆笑)。
記者 前川選手に何か言ってもらいたい。
大向 二見さんの事大好きでしょう(爆笑)。
記者 二見さんのファンです(二見、大向爆笑)。二見節を載せないと。
二見 ヘタレ前川に、前川ファンの方、目を覚ましてくださ〜い(笑、大向、記者笑)!
大向 いま飛んだね(笑)。いや〜二見節ね(一同爆笑)。

エピソード1 2005.2.3 午後2時3分 T−1
司会 2時3分、 フタミにちなんで(記者笑) 。Tー1グランプリ(以下・T−1GP)エピソード1を始めさせていただきます。 チケット&トラベルT−1代表取締役二見社長より、T−1GPの概要の説明をさせていただきます。
二見 本日はお忙しい中多数お集まりいただき有り難うございます。 代表の二見です。 大会概要説明の前に、同席の日向あずみ(以下日向)選手、田村欣子(以下田村)選手、JWP女子プロレス(以下 JWP)様、NEO女子プロレス(以下NEO)様及び協力団体さん、チームさんに改めて敬意を表します。 また1.3全日本女子プロレス(以下全女)様の発表から一ヶ月が経ちましたが、男子団体、格闘技団体 やファンの方々からも好意的な声を多数いただき、T−1GPを必ず成功し、期待に応える様全力で頑張りますのでよろしくお願 いします。
大会名は 女子プロレスオールスター戦 T−1GP 〜闘い〜天下
〜ときめき〜
日時は記載している通りですが、開始時間18:39となっていますが間違いではありません。 平日なので19時開始にしたかったのですが、オールスター戦なので全選手入場式は派手に演出したい。 そうすると14選手参加、7試合だと時間の都合により厳しい。 18:30からにすると早いので少し遅くして18時39分。 18:39になったらイッパイサンキューと言いたいので、笑って下さい(一同笑)。 今日の会見で一番のお知らせがあります。 今大会T−1GPの顔であり、エース的な存在の出場決定選手を発表させていただきます。 JWP、JWP認定無差別級チャンピオン(以下JWP・C)、日向選手。 NEO、TWF世界シングルチャンピオン(以下TWF・C)、田村選手。 以上両チャンピオンが参戦する事になりました。 何故両選手が舵取りなのか、二つ理由があります。 私が思うにはプロレスで一番大事なのは心技体です。 心技体の三つが高いレベルで備わっていながら、正当な評価を受けるチャンスがなかった。 しかし選手としての技量と時代の流れ、年が変わり2005年になって、巨大なインパクトを残せる段階になったのではないか。 このターニングポイントとなるT−1GPに相応しい両チャンピオンから新しい時代が始まるのではないかと思い、今までの実績も 含めて文句なしにセレクトさせていただきました。 もう一つは、T−1GPのコンセプトに一番両チャンピオンがマッチしている。 闘いが一番トップにきてますので、闘いの位置付け、 T−1GPで一体何がやりたいのか。
最大のテーマはプロ野球に例えるとパ・リーグ(以下パ)vsセ・リーグ(以下セ)の対抗戦にしたいと思っています。 誤解のない様はっきり説明します。 皆さんこんな言葉を聞いた事ありませんか? 実力のパ、人気のセ。 今の時代はCS放送やスカパーの方で、パの試合も多数の方が色々な角度で観れると思いますが、以前まではパの 試合は実際球場に行かないと観れなかった。 パの選手がアピールする為に、その場で活躍してもスポーツ新聞の一面は巨人戦。 数少ないひのき舞台が、オールスター戦であり、日本シリーズだったと思います。 現状は、人気の方は徐々に縮まり、実力に関してはセの方が上です。 何故なら実力のあるパの選手がフリーエージェントでセに行ったり、メジャーリーグで勝負したり、そこで実力が証明されているので、 パの選手がマイナーではないんです。 プロレス界の方ですが、両チャンピオンはパのエースであり、スターだと思いますが、中々アピールする機会が、先程申し挙げた様になかった。 そのチャンスを与えるイベントがT−1GPです。 大事なのは、プロ野球で言うオールスター戦的な試合でなく、それを超えた日本シリーズのような闘いを目指しています。 その先には天下があり、その為にときめくカードを提供するのが私の使命であります。 さぁこれでセ側が、どう噛み付くか楽しみにしております。 今大会は日向選手、田村選手、その実力を遺憾なく発揮し、自分が一番だという気概を見せて闘い、これから進化してほしい。 以上をもちまして、日向選手、田村選手、出場決定に至る経緯を説明させていただきました。
司会 JWP、JWP・C、日向選手よりT−1GP参戦に関しましての決意表明をいただきます。
日向 いろんな団体が出る中、JWPをアピールするチャンスだと思うので、精一杯頑張りたいと思います。
司会 NEO、TWF・C、田村選手よりT−1GP参戦に関しましての決意表明をいただきます。
田村 どんな大会に出てもタムラ様の試合をするだけです。
司会 ここで改めましてT−1二見社長より今大会の詳細、その他のお知らせがあります。
二見 参加団体、チームについてですが、ファンの方より一番多く質問を受けた件に関して、説明します。 「フリーの選手は参戦しないのか」フリーの選手を一切上げるつもりはありません。 それはフリー優遇の悪しき慣習をなくしたいのと、団体所属選手にいい夢、場所を提供したいのが一番の理由。 それと、8.23で当社は10年を迎えるんですが、今まで9年半お客さんと各団体さんがあって今の店がありますので、その部分を大事にしたいのが強い。 そこでもう一つ指摘されました「M’s style(以下M's)さんとTeam OK(以下OK)さんはフリーではないのか」 この2チームとフリー選手が違うのは、自主興行を開催している。 しかもM'sさんは実際新人を育ててデビューさせている。 また両チームさんは、選手自らチケットを当社に配券して、営業回りもしている。 これは凄く大事な事だと思います。 OKさんは既に離れた選手も含めて、全選手が持ち回りで配券、返券、お金の作業も行っている。 今の時代ただ試合して、練習してでは状況的に難しいと思う。 選手として今やるべき事が正しいかどうかはともかく、その部分の評価はしてます。 その中でチケットを当社に卸して業界に還元している、このポイントで両チームさんは参戦となりました。 チケット料金についてはかなりの低料金です。 根拠なんですが、せっかくテーマで挙げたプロ野球で一番メジャーな巨人戦の料金の例えをすると、東京ドームで開催の巨人戦の一番高い指定席が5900円、一番安い指定席が1700円、それより安い値段で設定しました。 意外と思われるかもしれませんが、巨人戦はこんなに安いんです。 あの巨人戦が、5900円で3億、4億円プレーヤーが観戦できる。 それに対してお客さんも安売りしている意識はないんです。 プロレスが高いかどうかの是非は問いませんが、せっかく第三者が主催しますので、その様な努力が必要だと思い、巨人軍があれだけの年俸を支払ってて、この価格で抑えているのであれば、私も一石を投じたいので低料金にしました。 但し、前売りの価値を高めたいのと先に買った人がお買い得感を与える制度を確立したいので、当日券は2000円UPします。 前売りには特典があり、 オールシート、T−1で開催するT−1GP参戦選手のサイン会参加券1回分付です。 これが付加価値の意味です。 当日ルールがあると言ったのは、5階フロア内をすべて禁煙とさせていただきます。 私は女子プロレスをスポーツとして見て、選手をアスリートとして評価してます。 そのアスリート達が良い環境で試合させるよう、バックアップするのが、主催者側の考えであります。
後楽園ホールさんが空調が万全でない事情があり、煙がこもっている中で試合、売店でのサイン会をさせたくないと以前から思っていて、後楽園サイドに打診をしましたら、過去に格闘技団体が禁煙興行を行い、主催者側がきちんと貼り紙等でフォローしてくれれば可能との事なので、プロレス界では初の試みです。 プレスの方もバックステージでは禁煙ですが、外の階段付近で喫煙できます。 お客様も入場後、一度外出できますので1階で喫煙して下さい。 両チャンピオンのサイン会と先行発売のお知らせがあります。 先行販売は、店頭で2・27、11:23から、15:00から田村選手、16:30から日向選手のサイン会です。 参加条件ですが、T−1GPのチケットと3.14のJWP&NEOのチケットをお買い上げの方も対象です。 これから参加選手のサイン会を随時行いますが、各団体さんと連動する形で入り口を広げて、関わる方たちが潤う形を取りたいと思います。 並行して参加選手のサイン会はT−1GPだけでなく、所属団体のチケットもイベント参加の対象にします。
一般発売は3・6から、当社は今はプロレスのチケットが中心ですが、4月になればプロ野球がメインになります。 目標として、再三テーマに挙げているプロ野球ファンを動員と男子プロレスのファンも含めて総人数の2割は入れる事です。 プロレス界ではなじみが薄いかもしれませんが、娯楽道さんはジャニーズ、モーニング娘の強い店です。
ヨコハマチケットさんは映画とサッカーのチケットが中心の店で、プロレスと言う枠に捕われないで、ジャンルの違うショップに置きどれだけ一般層にメッセージを伝えられるか大事なのでお願いしました。 通信販売も可能です。 当日リング、スタッフは全女さんがバックアップしてくれます。 当社も販売方法を変えます。 チケット購入者対戦カードの公募を行い、別紙の日向選手、田村選手以外はすべて候補です。 ホームページを近日中に開設し、途中中間発表し、最終発表の1位実現を公約し、 ファンとの一体のイベントを目指しています。 雑誌、インターネット上での公募は他団体でも行っていると思いますが、チケット購入者限定はない試みだと思うので、実際どのカードが1位になるか興味深いです。 ファンあっても大事なんですが、メンバーを見てもらうと分かると思いますが、総数53人しかいません。 女子のレスラーは100名位いますので、そうすると本当にオールスター戦なのかの疑問もあると思います。 各決定、候補選手に望むのはやはり底上げです。 繰り返しになりますが野球に例えると、まさか昨年中日が優勝するとは戦前予想できなかった。 選手の意識改革により、巨大な戦力の巨人を破って見事に優勝した、この底上げを期待したい。 違う例えを言えば将棋のコマで今は歩しかいないかもしれない。 しかし歩は、と金になれる可能性がある。 日向選手、田村選手も現状に満足する事なく戦ってほしい。 私は日向選手は角、田村選手は飛車ではないかと思う。 望むのは、角が成れば馬、飛車が成れば竜王で王手を掛けて欲しい。 私もファンとの温度差がない様、実際に会場に足を運び厳選に自分の目で確かめて選びたいと思います。 以上をもちまして概要の説明を終わりとさせていただきます。
司会 短い時間でございますが質疑応答とさせていただきます。
記者 田村選手、日向選手。
今大会の主旨からどんな事を感じたか教えてもらいたい。
田村 こういう大会を開いてもらいプロレスをどうにかしたいのが、伝わってきたので自分も協力したいと思いました。
T−1のTは田村のTでもあるので、一番目立って天下を獲りたい。
日向 少しでも女子プロレスが盛り上がればいいなと思って、自分を指名してくれた事を凄い嬉しく思いますし、自分も出来る限りの事を頑張ってやっていきたいと思います。
記者 二見さん。 先日全女のHikaru選手が最高のカードを組んでほしいとアピールがあったんですが、それについては。
二見 あの時のマイクアピールですが、最近気になる傾向として、勝っても負けてもマイクが乱発する中、勝った者だけが発言できるあの真摯な気持ちの心意気は受け止めたい。 しかし現時点では、両チャンピオンと一緒に並ぶ程の実力があるかと言えば、雲泥の差があります。
あとこれは私の心の中で引っかかっている問題があり、その件でHikaru選手とじっくり話さなければいけない。 Hikaru選手のあの気持ちから考えれば、自ら乗り込んでほしいし、そうですね、Hikaru選手に送る言葉があります。 ネイティブストーリーを見せてくれ。
記者 二見さん。 日向選手vs田村選手のダブルタイトル戦や他にもタイトルマッチは考えていますか。
二見 先程のコンセプトから考えれば、日向選手と田村選手が対戦するのは、パ同士の食い合いになるので、外れます。 但し、ファン投票の兼ね合いもあるので、ファンが望むのであれば可能性はあります。
タイトル戦に関しては、最低でも一試合は行いたいです。
それがどのタイトル戦になのかは、現時点では申し上げられません。
問題なのはタイトル戦を組むからお客さんが来るのかどうかです。
タイトル戦の意味合い、その選手が挑戦者に相応しいかどうか、王者も挑戦者を倒して権限を保てるのか。 この辺の話しは団体さん、選手と慎重な話しになるでしょう。
タイトル戦は考えているという事で、決まり次第お知らせします。
記者 二見さん。 ファン投票がありますが、投票をまとめていつ位にカードの発表が揃いますか。
二見 如何せんまだ日があるので、小出ししたいですけど、早くても一ヶ月前にならないと、出せないと思うので、7月下旬と考えて下さい。
記者 それは一本目ですか。
二見 そこで全部です。
記者 一気にですか
二見 はい。 それより前に発表できるカードもあるかもしれませんが、各団体さんのスケジュールを見ると、時期的に後楽園ホールでの開催を、区切る団体さんが多いので7月下旬がベストです。
カメラ撮影が終わり
二見 大事な事を伝えるのを忘れいました。 この大会を一過性のイベントにしてはいけません。 これから女子プロレスのムーブメントが起きるよう、皆様のご協力をお願いします。 私も男に生まれてきたからには、人生で3回勝負しなければいけないと思っています。
1回目は独立した時、2回目がT-1GPです。 9年半前のピュアな気持ちに戻って、参加団体が潤う形で色々とやっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。 有り難うございました。