エピソード8 06.2.16(木) 午後2時3分 T−1
二見 会見の前に、メインイベントに出場予定でした、AKINO選手が急性虫垂炎の手術後のため欠場となります。
先日手術する話しを聞き参戦は難しい状況でしたが、今回のメンバーを見て中々こういったチャンスがないと本人と話しをし、ギリギリまで医者と相談しながら待ちました。しかし今後の事も考え、無理に参戦させると危険なので2月14日に欠場を決めました。
苦渋の選択だったと思いますが、完全に治して次回大会があったら是非参戦して頂きたいと思っています。
本日メインの対戦カードを発表する予定でしたが、このような事情により後日改めて代役選手と同時にメインの対戦カードを発表致します。
関係者、ファンの皆様には、本日対戦カードを発表できず申し訳御座いませんでした。
それではAKINO選手より、T−1GP欠場の説明が御座います。
AKINO 2月8日に手術をして13日に退院しました。まだ安静している時期で復帰も未定です。
二見さんとも話しをして、今回凄いカードで中々ないチャンスなのでやりたい気持ちは凄くあるんですが、逆にメンバーに迷惑がかかってしまうと申し訳ないので、辞退させていただきました。
また次の大会で同じような素敵なカードでしたら、その時は参戦したいと思っていますので、その時はよろしくお願いします。
二見 それでは、前川出て来いや!会見を始めます。
まだ来ないので、先に豊田真奈美選手と倉垣翼選手の参戦にいたる経緯を説明します。
自分が女子プロレスを見始めたきっかけは豊田選手で、それまでは偏見をもっていて、豊田選手の試合を観て観方を変えた。ヘタすると豊田選手がいなかったら第1回T−1GPも開催していないかもしれない。きっかけ与えてくれた憧れの選手なので、2回目の大会に参戦していただき光栄と思っています。最近欠けているリアルさを出せる選手であり、先駆けた選手ですので期待してます。
倉垣選手は、JWPイコール日向選手というイメージがあったんですが、昨年ベルトを取ってから風格が出てきた。チャンピオンになると人を変えると言う話しもありますが、このメンバーでひけとらないパワフルでダイナミックなプロレスを見せ、JWP代表に相応しい試合を期待してます。
それでは豊田真奈美選手より、T−1GP参戦の決意表明をいただきます。
豊田 今回色んな凄い選手がいっぱい揃っているんですけど、その中で自分が一番だというプライドを持って闘いたいと思います。
二見 続きまして倉垣翼選手より、T−1GP参戦の決意表明をいただきます。
倉垣 自分はいつも自分らしく自分をアピールする試合をして行きたいと思います。
二見 当日は、AKINO選手が欠場の挨拶と、新人募集の公募で応募がきたので2名ほど発表します。
相変わらず前川が来ない。今回大会を決意したのは、8月の一致団結した大会に泥水をぶっかけたのは前川!
それで自分も逃げずに落とし前を付けるために開催するのに、それを(堀田乱入)、オイ!何しに来た!
堀田 お前が呼びたかったXとうとう来なかったな!
二見 前川の差し金か?
堀田 前川は引退前で忙しくてお前なんか相手にしてられないんだよ!
二見 なに言ってんの?あのさ、堀田に言いたい事があるんだ!お前前回の大会で場違いと言ったよな!
堀田 ハッハッハ!場違いじゃねぇか!
二見 そのまま返してやるよ!お前こそ、ここに来るのが場違いなんだよ!
堀田 馬鹿か?お前の相手してやれるのは私しかいないんだよ!女子プロ界からお前を退治してやるよ!オラ!
(ここで胸ぐらを掴み合いで、豊田が止める)
二見 退治?吐いた言葉飲み込むなよ!
堀田 お前は女子プロ界にはいらねぇよ!
二見 テメエがいらねぇよ!
堀田 Xに私の名前を入れておけよ!
二見 何処の代表なんだよ!言ってみろオラ!(ドアを蹴る)リアルファイトできるのか?
堀田 ガタガタ言ってるんじゃねぇよ!コラ!
二見 分かったよ!前川みたく逃げるんじゃねぇぞ!分かったか!(エレベーターを蹴る)
堀田 今のうちだけだぞ!(堀田帰る)
豊田 激しいですね。
二見 豊田さんすみません。 気分悪いんで概要の説明を終わりにします。質問をお願いします。
記者 堀田参戦でよろしいですか?
二見 面白いじゃないですか。ヘタレ前川よりマシだよ!受けてやるよ!プロレスラーとしての誇りがあるなら、素人を上げさせるなよ!
そうなったら終わりじゃん。
記者 堀田選手は二見さんを追放してやると言っていましたが。
二見 場違いの意味を分かっていない。前回メインに相応しくない試合をして、罵声を浴びたのは前川と堀田じゃないか。
それを俺の事を悪者扱いしたら、自分達の首を絞めて、人気を落ちて衰退しているだろう。8月以降どうなっているんだよ!
チケットも売れなくなって、これで落とし前付けるならやってやるよ!Xの本日の発表は堀田祐美子で決定。
アイツと付き合いないから分からないけど、何処の代表?
記者 AtoZ。
二見 AtoZ?あるのかその団体?
記者 最近復活しまして。
二見 復活ね。あるかないのか分からないじゃねぇーか!逆に聞くがAtoZ代表でいいのか?さっきアイツ何にも言わないじゃん。
自信ないんじゃねぇーの!フリー代表は豊田さんなんで、フリー代表とは言わせないよ!
記者 過去にはAtoZと二見さんとの関係が悪くなって、わだかまりはないですか。
二見 そこらへんのフロントと違うから。選手が乗り込んできたら、いつ何時受け入れる体制はとっているよ!何処かの代表とは違うよ。
絶縁で堀田が乗り込んだにも関わらず、受け入れしないのは違うと思うから。どっちが追放か2.23で決めればいいし、ファンが選ぶのもいいでしょう。
記者 堀田さんが決まりましてあと1名ですが、一部の報道で、最後のXが決まらなければ二見さんが試合するとおっしゃっていましたが。
二見 前川に対して、去年の12月から再三アピールして知らない訳ないでしょう。実際記者さんが質問してもノーコメントでとぼけている。知らないとは言わせないから。それで今日誰も来なかったらそれも考えたが、堀田が来て今度AKINOさんの代役に自分が入るのは全然違うから、責任持って女子プロレスラーを上げます。この呼びかけに対して、応えたんで。堀田の気持ちにもあるんじゃないの。自分のような素人を上げさせてはいけない、と。女子プロの危機という事で、自分が試合をする事はありません。それは出たくても出れないAKINOさんにも失礼ですから。俺も吠えてばかりで、あんまり熱くなれなかったが、熱くさせる物が出てきた。正直な話し、前回程燃えていなかった。これで俺も、ファンも、選手も熱くなれば。ドタバタは健在なりで突っ走って行きたい。そこんとこよろしく!選手に質問はありますか。
記者 豊田さん、今の件で何かありますか。
豊田 今の件ですか(笑)。私には関係ないと思っています(笑)。
記者 倉垣さんは。
倉垣 自分も同じですね。
記者 大会プログラムで未定の部分がありますが、噂の方ですか。
二見 そうですね噂のですが、俺から言わせれば前川問題は全選手に当てはまりますよ。人にどう言われようが前川は絶対に許せない!それ位プロレス界にドロを塗った張本人なんですよ。東城えみさんとは比べ物にならない。確かに東城さんもぶっかけたかもしれない。1つだけ違う。ただ単に回りが弱いもの虐めをしているだけじゃん。東城には噛み付いて、誰も前川には噛み付かないじゃないか。このまま引退して、フェードアウトして、一体何人悲しんだ。うちの店に来てファンを辞めたんだ。皆悲しんだよ。正直な話し東城の件でファンが減ったのいう話しは聞いたことないぞ!比較にならないかもしれないが、どっちにホコ先を向けるなら、ストーカーと言われようが前川は許さない。それでは記念撮影と行きますか。AKINOさんは?
AKINO 自分は、どうぞ、どうぞ。
豊田入りなさいよ(笑)。せっかくですから(一同笑)。(撮影中二見がポーズを取り)
AKINO これは何ですか(爆笑)?
二見 前川へ向けてのポーズです。

エピソード2 05.4.25 午後2時3分 T−1
司会 お約束の2時3分(記者笑)。T−1グランプリ(以下・T−1GP)、第2回記者会見を始めさせていただきます。チケット&トラベルT−1代表取締役二見社長より、T−1GP概要を説明させていただきます。
二見 本日はお忙しい中、多数ご参集していただき誠に有り難う御座います。T−1 GP実行委員会を発足し.、最高顧問には、掣圏真陰流(せいけんしんかげりゅう)の会長初代タイガーマスクの佐山聡様に就任していただきます。特別顧問には、ゴトウカイロプラクティック院の院長であり,J.C.R.A.理事の後藤仁嘉様が就任することになりました。それに伴い、実行委員会推薦枠から、T−1マスク(仮名)がT−1GPに参戦します。候補選手から選抜して、佐山様のご指導の下で、衝撃デビューします。それでは、佐山様の最高顧問就任及びT−1マスク、協力の経緯を、ここで説明します。1月27日にタイガーさんの興行の際、「今のプロレスは間違った方向に向かっている」と問題提起なさっていました。このご発言こそが、佐山様のナチュラルな強さを示すものであり、その生き方は、首尾一貫しています。今の時代、見せ掛けの硬派が多い中、硬派の信念が感じられ、今大会のコンセプトとも一致しています。そこで、T−1GPの趣旨を佐山様に伝えましたら、賛同していただくことができました。男子、女子の垣根を越えて、佐山様に協力していただけることとなり、誠に光栄です。時代の先駆者である佐山様の目指すプロレス復権へ、少しでもお役に立てるよう奔走したいと思います。次に、T−1マスクの件ですが、前回の会見の際、既存のファンだけでなく、新規のお客さんを呼びたいと発言しました。その為には、分かりやすい覆面選手の登場と、子供達に夢や憧れをもたせられるような、感動豊かな世界を喚起するファイトも提供しなければいけません。それに応えるに、ある程度、スキルの高い選手を、新たにセレクトしたいと思います。選抜に関しては、佐山様の意向が重要です。同時に、なんと言っても本人のやる気、心技体の心が大事です。直接、直談判してくるくらいの気概が見えないと厳しいです。また、T−1マスクという名前は仮のものですが、T−1のTは、タイガーのTでもあります。単に、タイガーの名前をお借りして使うだけだと、今後、自立できないので、タイガーの意味をこめながらも、トライアル、トップ、トータルも、意味付けのための候補とします。私は、トライアルワンがいいと思いますが、佐山様、選手自身と、相談して決めます。決まり次第、改めて、記者会見等で発表します。佐山様には、この、夢の蕾が開花するまで、ご指導をお願いをします。T−1マスクが、本当の意味で、プロレス人気復興の起爆剤となり、社会に一石を投じたいと思います。以上をもちまして、佐山様、T−1GP最高顧問就任とT−1マスクの経緯を説明させていただきました。
司会 続きまして、掣圏真陰流 会長 初代タイガーマスク 佐山聡様より、T−1GP最高顧問就任のご挨拶があります。
佐山 雨の中お疲れ様です。随分前に、T−1二見社長からT−1GPを開催すると連絡があり、私はさっぱり女子プロの事は分かりません。二見社長から趣旨を言われまして、はたしてチケット会社の社長がなんでオールスターをやるのかと言う頭がありました。それで初めは断っていましたが、やるなら1億円をくれるならやってもいいよと伝え(記者笑)、先日1億円をいただきまして(一同爆笑)、まだはっきり言いまして、就任と書いてありますが、まだ就任するつもりはありません。確かに今のプロレスは間違っていますよと、二見社長と色んな話しをして、目指す物は理解しましたが、社長が女子プロとどれ位関わっているのか、何なのかも全然分かりません。しかし、その時言ったのは、今私が言っている様なプロレスに戻そうとする時に、まず練習をやり、本当にやる気があるなら、協力しましょうと、伝えました。今リアルジャパンプロレスを作っている時に、こちらも大変ですが、思想展開を一生懸命させている所で、その様な選手がはたして女子選手からいるなら、やってもいいですよと言いましたけど、練習をしてからで、まだ練習を見ていないので、本当にやる気があるかどうか分かりません。選手を見てやる気がなかったら、引きますので現時点での就任は考えられないです。練習をして見て色々なことをやりながら、本当にやる気があり、かなりナチュラルプロレスは厳しいですから、それに耐えられるようならやります。普遍的な事を考えるとプロレス界全体の事を考えて復活して行けばいいと思います。それにはナチュラルプロレスしかないと思っていますので、それが出来るなら就任したいと思います。就任は凄くありがたいお言葉で、女子プロレスなのにタイガーのポスターまで作ってもらい、睦まじい思いで、反対に二見社長には申し訳ないと思っています。ただ実際には、選手を見て本当にやる気があるならやりますし、就任します。
逆に見て、思想展開が出来ない様ならやりません。それで私はいいと思いますが、二見社長よろしいですか?
二見 はい、構いません。
佐山 はい、そういう事で申し訳ありません(記者笑)。
司会 ここで改めまして、T−1二見社長より、今大会の詳細などの新しいお知らせがあります。
二見 現時点で決定済みの大会スタッフを発表します。リングアナウンサーは、KAIENTAI DOJOの味方様。レフェリーに、全日本女子プロレスの笹崎様と、ジャッジサポートの金子様。リングドクターは、実行委員会の特別顧問も務めます、ゴトウカイロプラクティック院の後藤様となります。私も含め、T−1GPのスタッフは全員男性です。
女子選手が主役なので、より引き立てたいので、あえて男性に拘りました。派手な演出より、スペシャリストなスタッフでサポートし、選手の闘いやすいリングを提供します。これまでの味方様、笹崎様、金子様の真摯な姿勢を評価し、今回ご協力していただけることに、深く感謝しております。 後藤先生ですが、大会ドクターはもちろんのこと、大会前の健康診断の方でも協力していただきます。先生の腕は、私も佐山様も治療を受け、全面的に信頼をしております。参戦決定選手は順次、診断を受けてもらい、開催当日に素晴らしい試合を見せてもらいます。これで外堀は固めました。あとは選手次第です、5月にはさらに、大きな動きがあるでしょう。次に、ファンからの問い合わせが多い、全日本女子プロレス様の件についてですが、まだ同団体から皆様に公式発表がありません。全女所属選手の団体離脱について、一部スポーツ新聞など、マスコミ各誌に情報が掲載されました。すぐにフリーとして他団体に参戦する選手や、今は治療に専念している選手もいます。先日、入院中の松永会長と今回の件でお話しをしまして、2月3日の時点で同団体に所属していた選手に関しては、たとえ正式に解散となりフリーになったとしても、T−1GP参加候補選手から外さずに、受け入れる体制を取ります。フリーは上げない趣旨でしたが、今回の騒動の犠牲者は選手であって、望んでフリーになる訳でないので、出来るだけ、選手の気持ちに応え、相談にも乗りたいと思っています。松永会長には大変お世話になりました。ここで改めて、感謝したいと思います。会長がいなければ今大会は開催していませんし、全女さんがかなり危機的な状態は昨年から相談を受けてましたので、なんとか8月23日まで、耐えてほしかったです。全女さんに対して、「もっとしっかりいてほしい」意見も耳に入ります。しかし、ある人により振り回され、大変な思いをした松永会長のことは、誰も責められないと思います。まずはお体を治していただき、このT−1GPには、ぜひ、来てほしいです。なお、当日のリングは全女さんからメジャー女子プロレスAtoZ様に変更となりました。最後に、JDスターがT−1GPに現状では、不参加となっています。まずはこのような誰もが予想だにしない事態になりましたことを、ファン並び関係者の皆様に深くお詫びします。特にJDスターファンの方には結果的に裏切る形になり、申し訳ございません。改めてファンの方には申し訳ございません。この件に関しては、最後の資料のJDスター側のコメントと、当社の見解を掲載していただきたいです。そこでファンの審判を受けたいと思っております。
改めて、T−1公式ホームページの方でも当社の見解を掲載します。ただ一つだけ言わせていただくなら、選手あっての大会であり、選手あっての女子プロレスです。
これから、飛躍しなければならない選手の道を塞いでしまっている、オーナーの態度は誠に遺憾です。他の団体からは、態度の変化はなく、一致団結した協力体制と、密なる交渉で万事、進めています。ただひとり、面談を拒否した一丸オーナーに反省をうながし、T−1GPへの参戦を、首尾一貫して、8・23になるまで、最後の最後まで、要請し続けます。私も、別の闘いが始まります。閉塞状態だった女子プロレスが、躍動していくきっかけとなった機会は、T−1GPにありと、後々まで、長く語り継がれる大会にしなければならない。チャンスがあってこそ、可能性が生まれます。
それが、T−1のTにある、トライアルの意味であり、T−1マスクは、T−1GPというチャンスから生まれた新しい可能性と、希望を体現する存在です。何よりも、最高顧問に就任していただく予定の佐山様からご指導いただき、これからのプロレス界を、大いに盛り上げていきたい。あの、ダイナマイト・キッドとのデビュー戦で、初代タイガーマスク選手を眼にした時の感動と興奮を、平成の時代に取り戻し、往年のブームを超える努力を、女子選手に求めています。昭和56年4月23日、偶然にも23日、それから、24年が過ぎて、今日、平成17年4月25日です。佐山様を始め、実力ある大会スタッフが固まったことで、おかげさまで最高の女子オールスター戦の礎(いしずえ)ができました。佐山様よろしくお願いします(佐山様に礼)。
佐山 いやいや、まだ決まった訳じゃないし、大丈夫ですよ(記者笑)。
二見 以上をもちまして概要の説明を終わりとさせていただきます。
司会 それでは、限られた短い時間ではございますが、質疑応答の時間とさせていただきます。
記者 二見さん。T−1マスクが、参加候補選手から選抜の事ですが、具体的に何名位候補ですか。
二見 全選手が候補です。とにかく選手の気持ちを見ないといけません。佐山様がリアルジャパンを6月に旗揚げしまして、そちらでも尽力しなければいけないので、女子プロレスに関わっている時間は限られます。限られた中で、どれだけ選ばれたチャンスを生かす気概を見せられるか。選考は私が、佐山様に橋渡す形へ持っていき、最後は佐山様が選ぶと思います。候補選手はやるかどうか別にして、決定選手の日向選手、田村選手を含めて全員チャンスはあるし、こんなチャンスはこれからあまりないので、自ら生かして、意地を見せてほしい。
記者 佐山さん、この候補選手の中で誰か知っている選手はいますか。
佐山 誰もいません(記者笑)。男子プロレスも知らないし、格闘家も見ないです。あ!知っているのは、神取さんと井上貴子なら知っています(記者笑)。
記者 佐山さん、女子選手を指導を指導した事はありますか。
佐山 ありますよ。格闘技の方しか教えてません。プロレスを教えたり、プロレス界に乗り込むのは初めてなんですよ。現役引退してからも含めてもないので、いい選手がいるなら、やはり思想でしょう。やるぞ!と言う気持ちのある選手を見つけられればいいと思う。みちのくのラッセと1時間位話しをして、ガラリと変わりましたが、今回それが出来れば行ないたい。空中戦はあまりなくなると思いますが、その分迫力のある女子プロレスが見れる可能性がある。
記者 佐山さん、指導するならこんな選手にしたいと言うイメージはありますか。
佐山 プロレスの面白さは迫力と勝負が賭かっている、それから空中戦もある。勝負が賭かっていない空中戦は面白くないでしょう。仮にその場では沸いても○○○○○と同じだろうし、勝負を賭けた蹴りやパンチで迫力を見せ、お客さんが引きつけられるプロレス、男子、女子関わらず、それを残してから引退したい。女子プロレスラーの指導は初めてですが、ラッセが変わったので指導より思想の方がいいかもしれない。
記者 佐山さんが見合う選手なら、女子版のタイガーマスクですか。
佐山 それはないです。皆、おたくになってくれるのは有り難いですが(記者笑)、タイガーが多すぎるので食い止めています。社長の言ってたトライアルですが、その選手にして、女子プロレスが発展するなら協力します。T−1の社長とは、ある○○の関係(記者笑)で○○を紹介して(一同爆笑)、プロレスの話しはしないんですよ。今後は何処とも簡単には入りたくないし、私の名前を使う方がいるならお門違い。二見社長には厳しく言わないですよ。社長、本気でやりましょう。
二見 厳しく指導していただいております。
佐山 厳しく指導していいの。
二見 私も条件で特訓しなさいと言われています(記者笑)。
佐山 社長の特訓は○○○○○・・・(一同爆笑)あぶないな、これはカットね(一同笑)。
司会 皆さん、質疑応答は、ここまでで、よろしいでしょうか。最後に二見社長がお締めの言葉をいただきます。
二見 今回のT−1GPは新たな試みをし、佐山様の協力予定ですね、
佐山 佐山様じゃなくていいですよ(記者笑)。
二見 私も思想展開をしてますので(一同笑)。
佐山 あぶない、あぶない(記者笑)。
二見 佐山さんの協力の下、開催し新時代を作りたい。しかし前回も言いましたが、手を取り合って助け合うじゃなく、競争しあい進化しなければいけない。私も迎合する気はないし、ファンからの期待も感じています。マスコミの方々の協力を仰ぎながら、一石投じたいので、よろしくお願いします。